空き家について
滋賀県内では住宅総数約62万6千戸のうち、空き家が約8万1千戸存在し、空き家率は13.0%そのうち別荘や賃貸・売却用住宅を除いた、いわゆるその他住宅の空き家は3万8千戸で空き家率は6.1%となっています。(平成30年 住宅・土地統計調査等による)
空き家になる原因はいろいろありますが、その多くが若者が転居してしまい高齢者だけで住んでいたが、病気による入院や、老人ホームなどの高齢者住宅や子供の家へ転居することです。
そして空き家となった建物は驚くほどのスピードで傷んでいきます。
また、建物の周りも雑草が伸びたり、庭木が越境したり倒れたりすることによる地域住民とのトラブル、猫やハクビシンなどの住処になる、不法投棄、放火、空き巣の標的になるなどの被害もあります。
建物の老朽化を遅らせるためには、定期的な換気や通水そして、雨漏れやその原因となる箇所の早急な発見と改善が必須となってきます。
建物の周りも除草や樹木の選定、郵便物の撤去など周りから見ていかにも空き家と分からないようにしておくことも大切になります。
しかし実際は、そのままにされている空き家が多く、地域住民の方の生活環境に影響を及ぼす恐れがあり、その対策として2015年2月に「空家等対策の推進に関する特別措置方」が施工されました。
「空家等対策の推進に関する特別措置法」について詳しく知りたい方は
https://www.mlit.go.jp/common/001080534.pdf 【概要】
https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/jutakukentiku_house_tk3_000035.html 【詳細・関連情報】
国土交通省のホームページ